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新型プリウスとプリウスPHVはどちらがお得?コンセントで充電できるのは本当に得なのか?

2017年2月15日発表のプリウスPHVが注目を浴びています。家庭用コンセントで充電し、走行できるのは魅力的ですね。電気で走るのが本当にお得なのかどうか、検証してみました。途中で数値や数式がたくさん出てきますので、結論だけ知りたい人は走行コストのまとめをご覧ください。

 

※EVでの走行距離が当初60km以上との情報から68.2kmと変更されたため、記事を修正しています。

 

目次

 ガソリンで1km走行するのに必要なコスト

 200Vで充電する場合の走行コスト

 夜間電力が安いプランを活用して充電した場合の走行コスト

 100Vで充電する場合の走行コスト

 充電サービスで充電した場合のコスト

 走行コストのまとめ

 充電サービスの定額プラン

 

ガソリンで1km走行するのに必要なコスト

ガソリンを120 円/ℓと仮定した場合、カタログ値の燃費 37 km/ℓ を基準に考えると

1km走行するのに必要なコストは
 
 120 円/ℓ  /  37 km/ℓ = 3.2 円/km

 

となります。

もちろん、ガソリン単価が変動すればそれに合わせて走行コストも変動します。

 

 

 

それではコンセントで充電する場合のコストについても検討してみましょう!

 

200Vで充電する場合の走行コスト

カタログには「200V-16A充電で約140分」と記載があります。

 

充電に必要な電力量

充電に必要な電力は下記の計算式で求めます。

 200 V × 16 A × 140/60 時間 = 7467 Wh ≒ 7.5 kWh

 

充電する電気料金単価

今度は中部電力のホームページからです。

最初の120kWhまでは 20.68 円/kWh ですが、

120kWhを超えて300kWhまでは 25.08 円/kWh、

300kWhを超えると 27.97 円/kWh となってしまいます。

 

総務省統計局の2015年の家計調査によると

2人以上の世帯の平均的な電力使用量は418.6kWh/月と言われています。

 

そのためプリウスPHVの充電には 27.97 円/kWh を用いるのが適切です。

 

1回の充電にかかる金額

充電量を 7.5 kWh

電気料金を 27.97 円/kWh と仮定すると

プリウスの電池を満タンにするために必要な充電料金は下記となります。

 

 7.5 kWh × 27.97 円/KWh = 209円

 

1km走行するのに必要なコスト

HPには一回の充電で68.2kmの走行と記載されています。

つまり走行距離あたりのコストは

 

 209 円 / 68.2 km = 3.1 円/km

 

となります。

この金額だとガソリンが120円/ℓの場合と大きくは変わりませんね。

 

 

夜間電力が安いプランを活用して充電した場合の走行コスト

例えばスマートライフプラン(中部電力での名称)などの夜間電力が安い電気料金プランだともっと走行コストを下げることが出来ます。

 

スマートライフプランの夜間料金で充電する場合

中部電力のホームページによると22:00~翌朝8:00までの電力量単価は

16 円/kWh となっています。

 

1回の充電にかかる金額

上記の料金を適用すると一回の充電にかかる料金は下記のようになります。

 

 7.5 kWh × 16 円/KWh = 120円

 

1km走行するのに必要なコスト

 120 円 / 68.2 km = 1.8 円/km となり圧倒的にお得です。

 

もちろん、充電器にはタイマー機能がついています。
夜中にプラグを差込に行かなくても、セットしておけば自動で充電できるので安心です。

 

ただし、スマートライフプランは夜間の電力量単価は安くなりますが、昼間の電力量単価は跳ね上がります。

平日の10:00~17:00は38.00 円/kWh、それ以外の昼間は28.00 円/kWhとなるため、通常の従量料金27.97 円/kWhと比べると不利になる場合があります。

 

専業主婦や平日休みの方など、昼間にお家で過ごす方には、かえって不利になってしまう可能性があるので注意が必要です

 

100Vで充電する場合の走行コスト

カタログには「100V-6A充電で約14時間」との記載があります。

 

充電に必要な電力量

200Vの時と同様に充電に必要な電力は下記の計算式で求めます。

 100 V × 6 A × 14 時間 = 8400 Wh = 8.4 kWh

 

もちろん、200Vと100Vでためておくことが出来る電力量は同じです。
充電電力量の差を生んでいるのは下記の理由だと思います。
・電圧、電流が充電の最初と最後で一定ではない
・誤差を含んだ大雑把な計算である

それを踏まえた上でおおよその計算をしていきたいと思います。

 

1回の充電にかかる金額

電力量単価は同様の 27.97 円/kWh を用いましょう。

プリウスの電池を満タンにするために必要な充電料金は下記となります。

 

 8.4 kWh × 27.97 円/KWh = 235 円

 

1km走行するのに必要なコスト

 235 円 / 68.2 km = 3.4 円/km

 

スマートライフプランの夜間料金で充電する場合は注意が必要

100V充電の場合はスマートライフプランの夜間時間帯で終わらないので
注意が必要です。

 

夜間時間帯 22:00~8:00 で10時間 < 充電時間 14時間

 

となっているため、安い夜間料金と思って充電していても
いつの間にか昼間料金に切り替わってしまいます。

 

充電サービスで充電した場合のコスト

合同会社 日本充電サービス の提供する充電サービスです。
あまり耳にしたことのない会社名ですが、
電気自動車を充電するための充電ステーションを充実させるために
トヨタや日産などの自動車会社が共同で出資した会社です。

普通充電の場合

充電する電気料金単価

日本充電サービスのホームページより

2.7 円/分

1回の充電にかかる金額

 140分 × 2.7 円/分 = 378 円 となります。

自宅で充電する場合の料金209円と比べるとかなり割高ですね。

充電サービスで普通充電した場合の1km走行するのに必要なコスト

 378 円 / 68.2 km = 5.5 円/km

 

となり、ガソリンで走るよりも割高になっています。

この金額をガソリンに換算すると約233円/ℓとなります。

原油高といっても、なかなかこの金額までは到達しなさそうですね。

急速充電の場合

充電する電気料金単価

日本充電サービスのホームページより
 16.2 円/分 


1回の充電にかかる金額

急速充電で約20分で80%まで出来るのが評判です。

 20分 × 16.2円/分 = 324 円 (80%)

 

他の充電費用と比べるために、100%まで充電した場合のコストとして換算すると

 324 円 / 0.8 = 405 円 (100%)

となります。

 

充電サービスで急速充電した場合の1km走行するのに必要なコスト

 405 円 / 68.2 km = 5.9 円/km

 

とんでもなく割高ですね。。。
この金額をガソリンに換算すると約250円/ℓとなります。

 

走行コストのまとめ

今までの数値をまとめると下記のような表になります。

f:id:PlatinumLife:20170328193931p:plain

将来的なガソリンの変動も見据えて検討するのが良いと思います。

ガソリン価格の変動幅に対して電気料金の変動幅は小さいので、基本的にはガソリン価格がどうか、で考えればよいと思います。

 

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充電サービスの定額プランの場合

1080円で普通充電が利用し放題のサービスがあり、非常にお得です。

一ヶ月で400分以上充電が出来るなら
定額充電の方がお得です。

 

ただし、定額で利用できるのは普通充電だけであることに注意して下さい。

急速充電は充電時間に対して料金がかかります。

 

定額サービスが使える場所

今後は充電スポットも増えてくるかと思いますが、
愛知県でみると現時点ではカーディーラーとルートインホテル、イオン、ゴルフ場程度です。全国でみても普通充電スポットが1万箇所ありますが、そのうちのほとんどがステーションが1基しかありません。

 

下記の理由により、定額充電サービスが効率的に使われないと推測しています

・1度充電に入った車は充電が終わってもステーションから出ていかない。

・無料充電はお得だけど、空くのを少し待ってまで充電したいと思う人が少ない。

 

1度充電に入った車は充電が終わってもステーションから出ていかない

普通充電(200V)は基本的に満充電までに140分かかる上に、定額サービスだと思うと、皆さんなるべくぎりぎりまで充電したいですよね。朝9:00~夜9:00までの営業時間 12時間で充電すると思うと、ステーション1台で1日4台の充電となります。もちろん、用事が済めばステーションを離れるだろうから、それ以上の台数は充電できるはずですけどね。

 

でも一度充電器に乗せたら、充電が終わっても車を移動させに行かないのではないかと推測しています。だって、ゴルフ場で充電をしたとして、ラウンドの最中に車を動かしにいかないですよね?

 

無料充電はお得だけど、空くのを少し待ってまで充電したいと思う人が少ない

1回分満充電にしても200円であり、電池の残量が半分まであると100円分程度しか充電できません。そう考えた時に、いくら無料だからとはいえ少し待ってでも充電したい人がどれだけいるでしょうか。

 

カーディーラー

トヨタ、日産、三菱などのディーラーです。
ただし、充電のためだけにディーラーへ行くのは現実的ではないですね。

イオン

買い物のついでに充電が出来るので非常に便利です。
ただし、普通充電は1~5台程度しかありません。
土日はただでさえ駐車場を見つけるのが困難なほど混雑するので
充電スポットが都合よく開いているかは疑問です。

充電が終わった人がすぐに車を動かしてくれれば助かりますが、あまり期待できませんね。

コンビニ

基本的に急速充電しかありません。

もちろん、長居する人がほとんどいないからです。

ただし、ほんとにわずかな買い物だけのために、わざわざ充電プラグをつなぐ人がどれくらいいるか疑問です。

 

スーパー

買い物している最中に充電できるのが理想的ですね。
ただし、なかなか普及していないのが実情です。

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PHVはお得じゃない?

ではPHVはやめたほうがよいのでしょうか?

料金が高いからやめたほうがよいというわけではありません。

将来的にガソリン価格が高騰した場合には有利となる可能性があります。

・近所にガソリンスタンドがないので、毎回給油に行くのが大変
・災害時にもコンセントから充電が出来る
・充電ステーションが普及して、定額で利用できるスポットが増える

そのような目的でプリウスPHVを購入するのなら十分に意味があると思います。

ただし現状では下記の点においてはプリウスよりも不利な部分があることは注意が必要です。
・PHVの方がプリウスよりも50万円程度高い
・PHVのほうが燃費が3km/ℓ低い

プリウスとPHVでどちらを選ぶかはそれぞれの考え方に基づくと思います。
決して悪い車ではないので、後悔のないように検討して下さい。

 

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