前篇からの続きです。
店舗が最も嫌がるのはゴールのない値下げ!「○○円なら今この場で買う」と提示することで交渉をまとめよう!
逆に店舗が絶対に回答をださないのは、
「この商品もっと安くならない?」「いくらになる?」
という交渉です。
どれだけ金額を提示しても客が満足しない可能性があるうえに、他店との交渉の材料にされる可能性もあります。そもそも買う気があるのかもわからない客を相手にしても儲かりません。
買う気があることを示すためには○○円なら今この場で買う、と提示しましょう。
逆に店員から先に「○○円で購入して頂けるなら、上に掛け合ってみます」と言われた場合は無理に交渉をまとめる必要はありません。
だって、「その金額ならお店にとっても十分利益のある金額」だからです。
交渉の主導権を握られないように気をつけましょう!
禁断の交渉術
最後に、禁断の交渉術です。
あまりにすれすれな技のため、絶対に真似しないでください。
新居への引っ越し予定のため、冷蔵庫と洗濯機を購入し1か月後に新住所への配送をお願いしていました。
もちろん、カカクコムの最安値で買っているのでこちらも油断していましたが、実際に他店を回ってみると決算月だけあって、購入店を下回る金額がバンバン出てきます。
金額も小さくないため、購入した側としては面白くありません。
そこで店舗に事情を話し、購入をキャンセルさせてもらいました。
商品は受け取り前だからもちろん問題なし。
ただ、店舗側としてはたまったもんじゃありません。
売り上げとして見込んでいた金額が減額となり、地域の競合店へと流れる。
そこで、店舗側から出てきた提案はこうでした。
「絶対他店では出せない数字を出す。ただし、消耗戦は避けたいのでこれ以上は勘弁してもらえないか。」
出てきた金額は当初全く想定できない数字でした。
もちろんその数字で最終決着としました。
ただし、さすがにモラル的にはどうかと思います。
絶対に真似はしないでくださいね。