2016/10/6にJALがプライオリティパスとの業務提携を発表し、同時にJALのマイルでプライオリティパスのプレステージクラスの利用権がもらえることを発表しています。
プライオリティパスと言えば飛行機利用者にとって非常に人気の権利です!
搭乗前の制限エリアにて、
ソファーでくつろいだり!
ドリンクと食べ物が無料で食べれたり!
Wi-fiを使ってメールを確認したり!
シャワーを浴びれたり!
会員限定のエリアなので海外の空港でもセキュリティも安心。
しかも世界で約1000か所で利用できます。
1000か所って言われるとなかなかピンと来ないかもしれませんが
基本的に国際線が飛んでいる空港なら全てあると言ってもいいくらいです。
ビジネスクラスや上級会員等を対象にしたラウンジなので質もそれ相応。
国内線のクレジットカードラウンジとは違い、出国審査を終えた後に利用出来るので、登場時刻ぎりぎりまでラウンジに滞在が可能です。
また、エアラインの上級会員と異なるのはどの航空会社を利用しても使えるのが便利ですね。
旅を優雅で快適なものに変えてくれます。
そんな魅力満載のプライオリティパスですが、気になるのは費用ですね。
会員種類 年会費 1回利用料 同伴者
スタンダード会員 99ドル 27ドル 27ドル
スタンダードプラス会員 199ドル 10回まで無料 27ドル
プレステージ会員 319ドル 無料 27ドル
いかがでしょうか。
ビジネスクラスラウンジは非常に魅力的ですが、
プライオリティパス会員自体の魅力は値段に釣り合うか微妙なところですね。。。
プライオリティパスで注意することは国内線搭乗時は全くメリットがないことです。
国内線の制限エリア(保安検査通過後のエリア)にはプライオリティパスで利用できるラウンジはありません。国内線は出発時刻のぎりぎりに保安検査場を通過しても間に合うのでラウンジなんて必要ない、というのが実態だと思いますが。
また、国際線利用でもラウンジは出発時しか使えません。到着時には使えないので注意が必要です。もちろん、目的地に到着してからも空港に居たい人なんてよっぽど物好きな人だと思いますが(笑)
海外旅行へ行く回数が年間2回程度ならスタンダード会員で十分ですね。
1回の旅行で往復ともに1回の乗り継ぎと仮定してラウンジ利用4回です。
往路 出発空港でラウンジ利用 1回目
乗継空港でラウンジ利用 2回目
復路 出発空港でラウンジ利用 3回目
乗継空港でラウンジ利用 4回目
スタンダード会員だと仮定して
99ドル + 4回利用 × 年間2回旅行 × 27ドル = 315ドル < 319ドル
年間12回ならプレステージ会員よりスタンダード会員の方がお得なわけです。
スタンダードプラス会員とプレステージ会員を比較しても元をとるためには
年間15回以上のラウンジ利用が必要です。
199ドル + 10回無料 + 5回利用 × 27ドル = 334ドル > 319ドル
ラウンジをそれだけ利用するほど国際線を利用する人って、プライベート利用ではなく、ビジネス利用ではないでしょうか?
その頻度で利用する方はひょっとすると利用実績で上級会員になってるのでは。。。
いったいだれをターゲットとした会員権でしょうか(笑)
実はクレジットカードの特典としてプライオリティパスが付くんです。
楽天ゴールドカードなら年会費1万円でプライオリティパスのプレステージ会員(年会費399ドル)がもらえます。
さて、ここからが本題です。
プライオリティパスのプレステージ会員がもらえるJALマイルは4万マイルです!
耳を疑った人も多いのではないでしょうか。
もう一度言います。
JAL4万マイルでプライオリティパスのプレステージ会員です。
ひょっとして、永年付帯なのかとも思いましたが 年間4万マイル だそうです。
1万円で維持できるプレステージ会員が4万マイルということはマイル効率0.25円
今回申し込む人が何人いるのか(そもそもいるのかどうか)楽しみです。
ちなみにアメックスプラチナカードなら家族会員も含めて無料付帯なので5枚取得が可能ですよ!しかも同伴者1名無料のため、プレステージ会員よりもさらにメリットのある特典です。