今回のトルコ・オランダ旅行の航空券について、紹介します!
- 名古屋~ソウル・インチョン路線
- ソウル・インチョン~イスタンブール路線
- イスタンブール・サビハ~アムステルダム・スキポール路線
- アムステルダム~台北路線
- 台北~名古屋路線
- 今回のフライトの総額は?
- デルタ航空のマイル単価が衝撃的!
- 果たして本当にお得だったのか?
- デルタの特典航空券のお得だったポイント
名古屋~ソウル・インチョン路線
今回の名古屋~ソウルまでの路線はアシアナ航空で予約をしました。
今回の予約便情報
すぐにお分かりになる方も多いかもしれませんが、アシアナ航空はスターアライアンスです。
私が今回使いたかったのはスカイチームである、デルタ航空のマイルです。
航空アライアンスが異なるのでアシアナ航空は特典航空券で予約することができません。
そうなんです、この区間だけは現金で予約しました。
この便の決め手
同じスカイチームである大韓航空であれば特典航空券をとることができました。
ただ、大韓航空の場合は名古屋~インチョン路線は下記の便になってしまいます。
- 9:15 名古屋発 KE742便
- 13:40 名古屋発 KE744便
その次のインチョン~ジェッダ便の出発時刻が23:45であることを考えると、無駄に韓国の滞在時間が長くなり、余分に有給休暇を取得しなくてはいけません。
アシアナ航空の夕方便であれば出発日は有給休暇ではなく、フレックス早退で対応できます。
そう考えるとこの区間は現金を出してでも、OZ123便を予約する価値がありました。
ただし、この予約方法には重大な欠点もあります。
この部分の詳細は別の記事で紹介します。
ソウル・インチョン~イスタンブール路線
インチョンからイスタンブールまではサウディア航空で予約しました。
この便はデルタ航空のマイルで飛ぶことが出来ました。
参考までに、同じ区間を現金で予約する場合の金額です。
サウディア航空と聞いてわかる人はほとんどいないのではないでしょうか?
日本には就航していないので、日本人が使うのであれば海外空港からの乗り継ぎになります。
情報がほとんどのないので、やっぱり不安になりますよね。
逆に私は怖いもの見たさでこの路線を選びました(笑)
この便の決め手
何といってもビジネスクラスが取れたこと!
やはりマイルはビジネスクラスで利用したいですよね。
ビジネスクラスの価値は認めるものの、個人だとなかなか手が出る値段ではありません。
マイル利用単価も高いし、やっぱり通常では味わえない特別感があります。
世界的にも旅行需要が爆発していて、ビジネスクラスはとんでない値段になっています。
富山県の高岡市長も出張にビジネスクラスを利用することで大きく批判されていました。やっぱりビジネスクラスは庶民にとっては憧れですよね。
ちなみに、同区間のエコノミークラスは約8万円です。
14万円の差額があるなら。。。
現金で払うならエコノミークラスにしてしまうかも。
例えば家族4人で往復だとそれだけで100万円以上かかりますからね。
この便のマイル単価
この予約便のマイル単価です。
80,000マイル+¥5,863で、¥220,030のビジネスクラスの航空券です。
(前提:1ウォンを0.11円と換算。)
マイルの単価は 2.68円 です。
うーん。。。
マイルってもう少し高いものかと思っていました。
イスタンブール・サビハ~アムステルダム・スキポール路線
今回の予約便情報
イスタンブールからアムステルダムまでは現金で取りました。
アナドルジェットという、ローカルの路線です。
ここで表示される金額はタイミングによってかなり変動しています。
例として画像を切り抜いていますが、実際には¥30,236で予約しています。
上記金額は23kgの預け入れ荷物込みでの値段なので、まぁ仕方ないところでしょうか。
この便の決め手
残念なことにデルタのマイルではいい航空券が見当たりませんでした。
KLMによるIST⇒AMSの直行便が出てくるかなと思っていましたが、実際にはルーマニアのタロム航空による、ブカレスト乗り継ぎ便しか出てきません。
デルタ航空で探すとこんな感じです。
3時間40分で飛べるところを、マイルで取るなら9時間15分!?
割高感はすごいですが、現金で飛んだ方が圧倒的に早いので。
アムステルダム~台北路線
今回の予約便情報
この便はデルタ航空のマイルで飛ぶことが出来ました。
参考までに、同じ区間を現金で予約する場合の金額です。
この便の決め手
この便も、やはり決め手はデルタ航空のマイルで予約できることですね。
名古屋は海外便が少ないので、必ずどこかで乗り継がないといけないのが不便です。
この便のマイル単価
この予約便のマイル単価です。
50,000マイル+¥14,880で、¥123,658のエコノミークラスの航空券です。
(前提:1€を160円と換算。)
マイルの単価は 2.18円 です。
うーん。。。
やはりわずかながらにビジネスクラスの方が単価が高いってことなのですね。
台北~名古屋路線
今回の予約便情報
この便はデルタ航空のマイルで飛ぶことが出来ました。
参考までに、同じ区間を現金で予約する場合の金額です。
この便の決め手
AMS~TPE便は到着が早朝、TPE~NGOの出発便は夕方なので半日以上は台北で遊ぶことができるかな、という目論見です。
名古屋に日曜日の夜に到着なので、月曜日は朝から仕事に行けます。
普通に考えるとAMS~TPE、TPE~NGOは1枚の予約で取れるものと思います。
今回はなぜかデルタのサイトで表示されなかったせいで別々の予約となってしまいました。
もし1つの予約で取れるのであればAMS~NGOまでで50,000マイルのはずなんですけどね。
羽田や大阪に到着する便の方が選択肢は増えますが、羽田~名古屋までの新幹線が別途必要になることを思うと悔しいですね。
この便のマイル単価
この予約便のマイル単価です。
17,500マイル+¥2,300で、¥66,050のエコノミークラスの航空券です。
(前提:1TWDを4.6円と換算。)
マイルの単価は 3.64円 です。
皮肉なことに、名古屋~台北が一番マイル単価が高く出ました(笑)
ただ、じゃあこの便がお得だからと言って、台湾に行くためにデルタのマイルを貯めるかって言われると正直かなり微妙なところがありますね。
今回のフライトの総額は?
今回のフライトの総額です。
全てのフライトを合算した場合のコストは
デルタマイル 147,500
現金 ¥81,973
でした!(実際の支払いベースです)
デルタ航空のマイル単価が衝撃的!
今回の旅のマイル単価を計算したところ、衝撃的な数字が出ました!!
結論から行くと 2.62円/マイル でした。
147,500マイルと現金¥23,043で、¥409,738相当のフライトに乗った、として計算しています。
え!?
マイルってもっとお得でウハウハするものじゃなかったの!?
果たして本当にお得だったのか?
単価2円台のマイル。。。
うーん。。。
今回は特にビジネスクラスに乗っていることもあったので、正直もっとお得なものだと思っていました。
勝手なイメージではマイル単価6~8円くらいの価値はあるかなと。
JALやANAではビジネスクラスに乗るとそれくらいいきますよね。
それが半分にも満たないとわかってしまうと結構ショックです。
今回のマイルはマイ活などで貯めたものでもなく、自然に貯まっていたものなので、おまけでもらえた航空券に対してこんなことを言っていると怒られるかもしれませんが(笑)
デルタの特典航空券のお得だったポイント
マイル単価が安く見えてしまうデルタの特典航空券ですが、このマイルならではのメリットは存在します。
大きな魅力の一つとして、デルタの特典航空券には燃油サーチャージがかかりません。
フライトも多く、私の渡航時期である2023年9月は燃油サーチャージだけで言ってもかなりの金額だったようです。
例えばヨーロッパまで往復するだけで下記の金額が発生していました。
ANA 50,000円
JAL 57,600円
それを思うと、諸費用含めてもトータルの現金持ち出しは少なく旅行できたのではないかなと思っています。
元の航空券が高ければ必然的にマイルの単価が高かくなってしまうことを考慮すると、マイル単価が高いことだけがお得な特典航空券となるとは限らないかもしれません。
はい、めちゃくちゃ負け惜しみです(笑)