今話題の電気自動車、新型リーフの試乗をしてきました!私自身はレクサスGSに乗っていますが、様々な面で違いを感じました。この記事ではリーフを試乗してみた感想を紹介します!
目次
注目の走行可能距離は!?想定通りの結果でした
リーフを試乗して一番最初に確認したのは航続可能距離。
「400km走れる」が最大の売り文句になっているのでやっぱり一番気になりますよね!?
試乗車に乗ってすぐにディスプレイを切り替え、確認しました。
表示を見ると完全に想定通りの 航続可能距離260km となっていました。
あまりに私がディスプレイを見ているので営業さんも苦笑い。
その時の説明はこうでした。
・もともと400kmとはエアコンなどをつけていない理想的な数字。
・実際にはエアコン、ライト、急加速などで300km程度しか走れない。
・この車は試乗車なので特に急加速が多い。
試乗車だから仕方ないよ、とのことでした。
そりゃ発売した週に試乗に行って、いきなりバッテリーが劣化してたら堪りませんわ(笑)
ところで、リーフの発売日は10月8日です。やっぱり夏の暑さによるバッテリー劣化を避けたんだろうなと邪推してしまいますね。
電気自動車の魅力はエコではなく、圧倒的なパワー!
電気自動車というとエコというイメージが強いです。
ただ、実際にリーフに乗ってみて感じた印象はエコカーではなくスポーツカーです。
少しアクセルを開けると後ろに引っ張られるような強烈なGを感じます。
ガソリン車のようにタイムラグもなく、踏めば踏んだ分だけ一気に加速します!
私はレクサスGSに乗っていますが、加速力と静粛性だけで言うとリーフの方が確実に上です。上り坂でもすいすいと登っていくパワーは本当に驚きます。この面白さは絶対やみつきになりますね!
もちろん、そういう加速ばっかりしていると走行コストは悪くなってしまいますけどね。
維持費の安さも圧倒的!これだけで十分買う理由になります
電気自動車がなぜエコといわれるか。
実は走行コストもさることながら、維持費がとても安いんです。
そもそも電気自動車の部品点数はガソリン自動車と比べてるとはるかに少ないです。
そうなると故障の確率もぐっと下がりますよね。
電気自動車は可動部品が非常に少ないです。
そのため、メンテナンスが非常に少なくて済みます。
電気自動車にすることで不要になるメンテナンスは下記のようなものがあります。
・オイル交換
・ATオイル交換
・ラジエーター
・ファンベルト
・オルタネータ
・スパークプラグ交換
交換が必要なタイミングになると車検費用が一気に上がりますよね。
これらのメンテナンスが不要になるので電気自動車は維持費がすごく少なくて済みます。
噂のイーペダルは、慣れると楽かも?
新型リーフの目玉であるイーペダルを試してみました。
イーペダルとはワンペダルアクションだけで運転が出来るように日産が独自に開発した、全く新しい運転方法です。
ペダルを踏み込むことで加速、緩めることで減速します。
イーペダルはスイッチで切り替えが出来るので、苦手だなと思う場合は機能を殺すことができます。
実際にイーペダルで運転をしてみると、60km/h程度で走行していてもペダルを離すと2,3秒で停止をします。このブレーキはかなり制動力を感じます。通常のブレーキ操作と比べるとかなり強く踏み込んだ時と同じくらいの力です。
そのため急にアクセルを離すのではなく、じわーっとアクセルを緩め減速していく必要があります。
慣れるまでは少し時間がかかります。最初のうちは自動車学校に通っていることを思い出すような運転になりますね(笑)
イーペダルで減速する際にはちゃんとブレーキランプが点灯します。上り坂でアクセルペダルを離しても後ろに下がることはなく、きちんと止まるので安心してください。
市民権を得るまでにはまだ時間はかかると思いますが、いい技術だと思います。
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プロパイロットは確かに便利!
プロパイロットは今はやりの自動運転の一歩手前の技術です。
簡単に言うと
①レーンから逸脱しないようにハンドルをアシストしてくれる
②車間距離が空きすぎないように、詰めすぎないように自動で調整してくれる
という機能です。
①のレーンキーピングアシストについては似たような機能が多々ありますが、②については結構感動しました!
低速でノロノロ走っている時でもきちんと前走車に追従してくれるし、前走車が止まればこちらもきちんと止まってくれます。
かなり違和感なく動いてくれるのでこれは結構便利です!
ただ、自動運転ではないので運転手はハンドルを握り、周囲を確認する必要があります。飛び出しや前方の事故などの場合にはちゃんと避けれる準備が必要です。
プロパイロットパーキングは残念ながら使い物になりません
実際にプロパイロットパーキング(通称PPP)を試してみました。
プロパイロットパーキングとは駐車可能なスペースを車が自動で探し出し、設定をすることで自動で駐車してくれる機能です。
自動で、とはアクセル操作、ハンドル操作が全く要らないことを指しています。
自動運転をしている際にもソナーで障害物を検知するので、周囲の障害物にぶつかることもありません。
駐車方法も前進、後進、縦列駐車と自分の好きなように指定することも可能です。
この機能があったとしてもただ残念なことに自分で使う機会はなさそうです。
実際に私が試した時の感想から言うと、設定に時間がかかり過ぎる上に、動作もゆっくりなので駐車にものすごく時間がかかります。自分で駐車した方が遥かに早いのでこの機能を使うことはないと断言できます。
昼間であればカメラが駐車可能位置を自動判別し、設定時間も少なく済みます。
バックでの駐車が苦手な方には喜ばれるはずなので、機能自体の否定はしません。
安っぽい内装なのに気にならない理由
レクサスが居住性をものすごく大事にしていることに対して、リーフの居住性はコンパクトカーによくある程度のものです。
正直言うとちょっと安っぽいし気密性もいまいち。
リーフには純正ナビが必須な理由
リーフには絶対に純正ナビをつけることをお勧めします。
実はリーフの純正ナビは充電スポットをその空き状況含めて検索がすることが出来ます!だから充電スポットに行ったのに他の人が使ってて充電できなかった、ということがなくなります!
また、検索したルートで一番効率的な充電スポットも提示してもらえます。
その他にも乗る前エアコン機能として、遠隔からスマホを使ってエアコンを入れておくことが出来ます!エンジンスターターと同じような機能なのですが、電気自動車は暖気運転が不要なので、このナビさえあれば十分ですね。
リーフの純正ナビは通常のナビゲーションモード以外の機能が充実しているので、絶対つけることをお勧めします!
リーフを買うのはありか
用途がはっきりしておりとても面白い車です。
維持費や走行コストが安いこともとても魅力です。
今なら補助金が40万円つくこともあり、狙いやすい車と思います!
是非お店で試乗してみるとその良さが分かると思います!
日産のホームページから試乗の予約もできるので是非一度試してみて下さい!
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