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目次
1.店舗の概要
日本ではあまり知名度が高くありませんが、ニューヨークの本店では、なんと三ツ星を獲得しているジャンジョルジュです!
アブダビや東京の店舗ではニューヨークと同じメニューを出しているとのことで、日本にいながらにして世界最高峰の料理が楽しめるなんて最高の贅沢ですよね!実はジャンジョルジュ氏は和食が大好きだそうで、柚子やワサビ、マグロ、ホタテなど日本の食材を積極的に料理に取り入れてるそうです。日本人としては馴染み深い食材がどのようにモダンフレンチとしてアレンジされるのか、普段と違う一面を見せてくれるのは面白いと思います。
東京に行ったら絶対寄りたいお店の筆頭です。
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2.私の一押しポイント
やはり一押しなのはカウンター席です。二階は二階で落ち着いた雰囲気なのですが、吹き抜けのオープンキッチンはいるだけで気持ちがいいです。また、自分の料理が目の前で出来ていく様子を見るのは非常に楽しく、調理とは作業ではなく、まるで芸術の制作過程を見ているかのようです。
席に限りがあるので競争率は高いですが、取れるならカウンターをお勧めします。
この後を見ていただくと分かりますが、料理はどれも絶品!シェフの遊び心なのか、爽やかな酸味を中心にぎりぎりのバランスを着いてくるものばかりです。おなかが一杯なのにもっと食べたくなる不思議な料理ばかりです。
3.お店の場所
お店は六本木のケヤキ坂通りにあります。六本木ヒルズの近くではありますが、駅からは少し距離があります。雨が降っていたら傘が必要な距離です。
お店自体はモダンでお洒落な造りですが、周りと調和しすぎてしまい見落してしまいがちなので時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
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4.外観や店内の雰囲気
入り口の様子です。JGとしか書かれていないので見落としてしまいそうですね。
この日は運よくカウンターがとれました。みなさんきびきびと動いていてみていてとても気持ちよいです。
自分の料理が目の前で作られていくのはとても面白いです。作り手の真剣さを見ていると食べる方も真剣に味わわなくては、という気持ちになりますね。
もちろん、シェフの目の前だからといっていやな緊張感ではないですよ。
5.おすすめのメニュー
今回私が頂いたのは4,800円のランチコース。
これがまた信じられないほどお得なんです!
テーブルのセットは意外とシンプルです。
ナイフとフォークだけでなくお箸も添えてある心遣いが嬉しいですね。
パンの代わりに出てきたのがこちらのスコーン。バターの風味が豊かですごく美味しい!でもスコーンが出てくるのは最初だけ。おかわりをしたら普通のパンでした。
マグロとアボカドのタルタル。写真は少し暗くなってしまいましたが、見た目もすごく鮮やか!アボカドの緑にマグロの赤、ホースラディッシュの花飾り。醤油ベースのソースにラー油がわずかに浮いています。最初にお皿が出てきたときはあまりの綺麗さにびっくりしたほどです。
素材の組み合わせだけでまずいわけがないのは分かりますが、すごく絶妙なバランスで構成されています。マグロとアボカドの甘味が引き立てあいながら、甘くぼやけてしまいがちな味をソースとラー油がアクセントとして効いてきます。薄切りにしたホースラディッシュは見た目だけでなく、シャリシャリと食感で口直しになります。
きゅうりのガスパチョ(冷たいスープ)。中に入っているのはラズベリーやブルーベリーにミントの入ったスープです。きゅうりって水っぽかったり嫌なえぐみがあったりしますが、このスープは全然そんなことなくきゅうりの爽やかさのみが際立った非常においしいスープでした。
きゅうりの酸味とフルーツの甘さが絶妙なバランスを保っており、どちらかが少しでも強いと全然だめなスープになってしまいそうな、ぎりぎりをついたスープでした。今まで味わったことのないスープで、この前菜だけでジャンジョルジュが三ツ星たる所以を味わった気分です。
続いて魚料理は桜マスのシアードです。シアードとは軽く炙った、という意味の料理法です。パリッと炙られたマスは皮まで美味しく、刻んだ野菜と少し酸味の利いたソースによく合います。
この日は北海道産の大粒のホタテでいいのが入っているとのシェフのおすすめにより、温菜にホタテのケッパーソースを頼みました。ケッパーとはピクルスみたいなものです。ソテーしたホタテだけでも美味しいのですが、ソースが酸味とスパイシーを加えてホタテの旨みをより感じられるようになります。
こちらは妻の頼んだラムのローストです。日本ではラムと言うと臭みを感じる肉を想像してしまいますが、ジャンジョルジュのラムは全く臭みがなくて驚かされます。下処理も丁寧なのでしょうが、肉自体も若い子羊なのでしょう。臭みのない肉は脂の甘さを存分に感じられ、牛肉よりも獣臭さが少ないくらいです。
私の頼んだ南部鳥のパルメザンクラストです。料理自体はそれほど珍しいものではありませんが、味は抜群!添えられた野菜はホワイトアスパラガスです。マヨネーズに似た、酸味のある卵黄のソースがとても爽やかです。大きく見える鶏肉も美味しいのでぺろりと食べれてしまいます。
ここからはデザート。ルバーブのアイスクリームとレモンのソルベです。ルバーブのアイスクリームはメレンゲの上に載っており、アイスクリームと一緒にさっくりとした食感が楽しめて面白いです。
こちらはバジルのパンナコッタ。甘さよりもすっきりとしたバジルの風味がとても気持ちいい。甘すぎるパンナコッタってちょっと不自然な感じがしてしまうんですよね。でもこれはベリーのソースの甘酸っぱさを楽しむ爽やかなデザートでした。
最後のプチフールはラズベリーのゼリーと柚子のチョコレート、 八丁味噌のキャラメルにプラリネのチョコレートでした。一つ一つが鮮烈な味わいで、最後までとても美味しかったです。
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6.お得に楽しむためのコツ
なんといってもお得なのはプリフィクスのランチコースです!
前菜、温菜、メイン、デザートで4,800円!
お水代は席料として固定で発生するのですが、それでもトータルで一人6,000円以内。
ニューヨーク本店と同じ味だと思うとまた一段とお得です!
ちなみに、お水代が含まれているので、いつもスパークリングウォーターをお願いしてしまいます。
また、一休ならドリンクやお土産がサービスでついてくるプランがあります!
2人以上なら絶対一休からの予約がお得です!
7.店舗の詳細情報
◆電話:050-5570-5950
◆住所:東京都港区 六本木6-12-4 六本木ヒルズけやき坂通り1F 六本木ヒルズ
◆営業:[昼]11:00~15:00 [夜]17:00~24:00
◆休日:なし
◆予算:[昼]¥6,000 [夜]¥15,000
◆店舗の詳細な地図
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