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オーベルジュ・ド・リル トーキョーのスペシャリテ連続の特別ディナー!☆☆☆

六本木にある、フレンチの三ツ星レストランのオーベルジュドリルトーキヨー。今回は本店の50年連続三ツ星獲得を記念した、スペシャリテばかりの特別ディナーを体験したので報告します!

 

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目次

 店舗の概要

 お店の場所

 外観や店内の雰囲気

 おすすめのメニュー

 感想

 店舗の詳細情報

 

                          

店舗の概要

アルザスのイル川の畔で50年もの間、親子2代にわたりミシュラン三ツ星を獲得し続けているレストランがあります。

 

オーベルジュドリル本店の記事についてはこちらをどうぞ

フランスの伝説のレストラン!オーベルジュ・ド・リル本店の感動☆☆☆

 

これはポールボキューズの次に長い記録であり、もはやフランスでは知らない人がいないほどではないでしょうか。

 

そんなオーベルジュドリルの唯一の支店が日本にあります。シェフのマークエーベルラン氏と深交の深い、ひらまつ氏による出店です。オーベルジュドリル東京も本店と同じくミシュラン三ツ星を獲得しています!

 

オーベルジュドリルの支店は東京、名古屋、札幌の3ヶ所がありますが、本店直営なのはこのオーベルジュドリル東京だけなんです。それだけに、やはり期待してしまいますね。

 

今回は本店でミシュラン三ツ星50年連続をお祝いして、本店のマークエーベルランシェフのスペシャリテばかりで構成される特別コースをお願いしました!日本に居ながら本場の味を楽しめるってすごくお得ですよね!

 

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お店の場所

六本木の駅から徒歩5分ほどです。

 

お店の外観から想像するとすごく広大な庭がありそうな気がするのですが、実は店舗のすぐ目の前は駐車場。

 

初めて行く方は事前によく調べておいた方がいいです。

 

まさかこんな所に、っていうくらい細い路地裏にあります。

 

中に入ってしまうと別世界なのですが、外は東京のど真ん中であるという現実を突きつけられている感じがします(笑)

 

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外観や店内の雰囲気

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レストランの外観です。まるでお城のような外観!

 

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入ってすぐのウェイティングルームです。

 

テーブルの準備が出来るまではここで待機です。

 

結婚式の場合はバーカウンターでドリンクをもらえるようです。

また、右奥の棚には本店の過去のメニューが並んでいます。

 

 

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メインダイニングへ入るところです。

 

扉を開けると眼下に広がるお城のような風景!

 

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こちらはテーブルから見た風景。

 

二階から入り、階段を下りて各自のテーブルに付きます。

 

なんかもうこれだけで雰囲気満点ですね!

 

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壁には暖炉と絵が。

 

何げなく聞いてみると実はこの絵は実在する人物がモデルだとか。

 

聞く方も聞く方だけど、そんなことまでよく知ってるなぁと思ったら、実は私たちのテーブルを担当してくれたのは支配人さんでした(笑)

 

 

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オーベルジュドリルのメニューの表紙です。

 

実は本店と同じ絵です。

 

この絵は先代料理長ポールエーベルラン氏の弟のピエールエーベルラン氏が書いているそうです。

 

おすすめのメニュー

今回のメニューです。

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今回お願いしたのは本店三ツ星50周年記念の特別コースで、スペシャリテばかりを集めたまさにスペシャルコースです!

 

もうメニューを見ているだけでワクワクしますね!

 

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まずはワインから!

本店と同じリストを取りそろえているとのことです。

 

やはり一番気になるのは1998 Gewurztraminerですね。

本店で飲んで一番美味しかったワインです。

 

グラスで¥3,000ってたっか!って思いましたが

本店でも€19(¥130換算で¥2,470)と思うとまぁそんなもんかもしれませんね。

 

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こちらがゲヴェルツトラミネールです。

 

アイスワインのような、デザートワインです。

 

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この黄金の液体!

 

すごく濃厚な甘さなのにすっきりしていてほんとに美味しいです。

 

オーベルジュドリルの本店で飲んで以来、もう二度と味わうことが出来ないかと思っていたけど、また飲むことができるなんて!

 

日本では入手困難なワインなのでこの値段で飲めるのは嬉しいですね。

 

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妊娠中の奥さんはノンアルコールカクテル¥1,200。

 

カシスをベースにしたカクテル。

こちらも美味しかったですよ。

 

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アミューズは玉ねぎのマドレーヌとタルトフランべ

 

タルトフランべはオーベルジュドリルの本店があるアルザスの郷土料理。

ベーコン、チーズ、玉ねぎで焼き上げた薄いピザです。

(郷土料理と言いつつ、どこでも作れるものですね(笑))

 

 

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パンはふすまを使ったフランスパン 

 

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バターは本店と同じボルディエを使っています。 

 

円筒状が有塩で四角いのが無塩です。

 

エシレよりもクリーム感たっぷりのバターです。

でもやっぱりベイユエールのバターの方が好きだなぁ。。。

 

私が食べずに銘柄をあてたので、セルヴーズの方がびっくりしていました(笑)

 

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フォアグラのテリーヌを目の前でサーブしてくれます。

 

よーく冷やしたフォアグラを温めたスプーンで一気に掬い取ります!

 

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<オーベルジュ・ド・リルのスペシャリテ>
 フランス産鵞鳥のフォアグラのテリーヌ 
 オーベルジュ・ド・リル風

 

前菜からいきなりスペシャリテ!

 

付け合わせには軽くて、さくっとしたトーストと、コンソメのジュレ。

濃厚なフォアグラをトーストに乗せて食べるスタイルと、ジュレとフォアグラを合わせて食べる2つのスタイルとのこと。

 

フォアグラは臭みもなく、濃厚な甘味を味わえます。

 

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ホタテとキャビアのモスコヴィット

 

こちらはスペシャリテではありません。逆に今まで公開されなかった貴重な料理

 

先代総料理長のポールエーベルラン氏がロシアの宮廷料理人を勤めていた時の料理だそうです。

 

モスコヴィットとは「モスクワ風の」という意味。

 

ホタテとキャビアにウズラの卵を添えてあります。ソースは魚介出汁をベースにしたスパイシーなソース。ウズラとホタテの甘味がソースによく合います。

 

 

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サーモンスフレ オーベルジュドリル風

 

中にサーモンを包んだスフレです。

周りはポテトかと思っていたら、白身のすり身でした。

 

かまぼこをふわふわにしたような食感。

中のサーモンも火の通し加減もよく、泡のソースともよく合います。

 

ただ想像していたよりも少し料理が重かった気がします。もっと軽く食べれるものかと思っていました。

 

同じ三ツ星レストランなのにアルザスの本店で食べた時とは印象が大きく異なります。

 

スペシャリテコースだからかもしれませんが、全体的にかなり重いメニューが多かったです。やはりスペシャリテとなると伝統的な料理が中心になってしまうのでしょう。

 

若干ポールボキューズ本店を思い出しました。

 

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<オーベルジュ・ド・リルのスペシャリテ>

 牛フィレ肉とフォアグラ・トリュフのパイ包み

 

またまたスペシャリテです!

 

牛フィレにフォアグラをのせ、パイで包んで焼き上げています。

ソースはトリュフをふんだんに取り入れ、牛肉の出汁で煮込んだマディラソース。

 

こちらも、どっしりとした牛フィレにフォアグラの甘味、パイのさっくりとした食感にトリュフの風味。どれをとってもスペシャリテにふさわしく美味しいです。

 

ただ、美味しいですがまさに伝統料理という感じ。少し重いんですよね。

この辺りは食の好みなのかもしれません。

 

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お口直しのグレープフルーツのゼリー

 

さっぱりとしたグレープフルーツのゼリーと果実で口の中をすっきり洗い流してくれます。

 

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ティーメニュー

 

渡されたメニューの中から一つ選ぶスタイルでした。値段が書いてあるので、まさか別料金なのかと驚きましたが、無料だったので安心しました。

 

私はハーブティーオリジナルブレンドをお願いしました。 

 

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<オーベルジュ・ド・リルのスペシャリテ>

 ペーシュエーベルラン

 

ペーシュエーベルランとはシェフの娘の名前です。家族の名前をつけたスペシャリテなんて絶対美味しいに決まってますよね!

 

桃をまるごと一つコンポートにしたものに、アングレーズソースをかけています。 添えてあるのはピスタチオのアイスクリーム。

 

どちらも素材の味がよく出ていてとても美味しかったです。

 

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お会計は一人¥22,000。まぁこんなもんでしょうか。

金額は本店よりも安かったのですが、本店よりも満足度が低く、どうしても割高感を感じてしまいました。

 

スパークリングウォーターだけで税サ込みで¥1,600です。

川越シェフの¥800のお水も安いもんですね(笑)

 

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感想

さすが三ツ星を獲得しているレストランだけあって料理も雰囲気もよかったです。結婚式などでもとても好評なんだろうなと容易に推測できます。

 

ただ、今回のコースがスペシャリテばかりの特別コースだったせいなのか、料理は全体的に重く、ポールボキューズを彷彿とさせます。

 

もちろん、スペシャリテというもの自体がシェフの昔からの得意料理であって、伝統的なものになりがちなのかもしれませんね。30代の私たちでそのように感じるので、私たちよりも上の世代では少し食べにくいフレンチのように感じる面もありました。

 

また、私たちはオーベルジュドリル本店の料理と雰囲気をとても気に入ったことが、オーベルジュドリル東京を訪問するきっかけでした。

 

イル川の畔で沈み行く夕日を見ながら、ワインを傾けゆっくりとした時間を過ごす。日がくれてからは落ち着いた雰囲気のレストランで、軽く鮮やかな料理を楽しむ。このレストランは食事をしに来るのではなく、食事を通して豊かな人生を楽しむために訪問する。オーベルジュドリル本店はそんな素敵な時間を過ごせる場所でした。

 

その素晴らしい体験をまた味わえると思っての訪問でしたが、オーベルジュドリル東京は少し期待と違うものであったことにがっかりしました。

 

どちらかというと、日本人の憧れる洋風を形にしたような雰囲気を思うと、本店を意識しているというより、受けのよさを重視しているのでしょう。本店を知っている人にとってはオーベルジュドリルの名前を冠さずに、別物としてほしかったですね。

 

                          

店舗の詳細情報

◆電話:03-5785-8880

◆住所:東京都港区西麻布1-6-4

◆営業:[昼]11:30~14:00 [夜]17:30~20:30

◆休日:なし

◆予算:[昼]¥8,000~¥9,999 [夜]¥20,000~¥29,999

◆評価:食べログ 3.86 食べログベスト1000ランクイン

 

◆店舗の詳細な地図

 

 

 

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