ポーランドからの帰り道、人生最悪ともいえるビジネスクラスに乗りました。ある意味とても記念になりました(笑)
私の乗った便
2019年1月5日にワルシャワからフランクフルトまで、飛びました。
搭乗日:2019年1月5日
航空会社:ルフトハンザ航空
登場便名:LH1347便
出発時刻:AM09:05 (ワルシャワ発)
到着時刻:AM10:55 (フランクフルト着)
使用機材:A320
人生最悪のビジネスクラスのフライトといっても今までで、20回程度しか乗ったことがありません。でもその中で際立ってひどいフライトだったのである意味思い出深いものとなりました(笑)
搭乗手続きまで
朝9時のフライトともなると少しでも早めに空港につきたいですね。
これは私たちが泊まったホテルです。
空港の入り口から撮った写真ですが、なんと徒歩30秒!
ルネッサンスワルシャワは早朝フライトなら絶対おすすめです。
ルネッサンスワルシャワから一番近いゲートをくぐったら、なんと目の前がルフトハンザ航空のカウンターです!
朝早いのであまり行列はありませんでしたが、それでもファーストクラス、ビジネスクラスカウンターでチェックインです。
今回は0001Dと、最前列です。
ベビーカーを預け入れるのはこちらからです。
荷物が大きすぎて通常のレーンを通らないようです。
ラウンジ
朝ご飯を食べずにホテルを出てきたのでラウンジへまっしぐらです。
ルフトハンザもポーランド航空と同じスターアライアンスなのでラウンジは少し期待していました。
座席数の割に人は少なめです。
朝が早いからなのかもしれませんが。
これこれ!
このブラブラ揺れるハンモックのような椅子がお気に入り!
見つけたら絶対座ります(笑)
ただ、朝のラウンジだと寝落ちしないように注意が必要ですが。
冷蔵庫にはスティック野菜のサラダがあります。
そのほか、サンドイッチにデザートまで。
ポテトチップスやクラッカー、フルーツも。
こちらはポーランド航空の上級会員専用のラウンジです。
プライオリティパスはもちろんのこと、なんとルフトハンザのビジネスクラスでも入れないそうです。
自社便の利用客用のラウンジを確保するためでしょうね。
食べ物なんかも同じものでした。
バナナはこちらのほうが黄色かったですが、まぁそこは許しましょう。
元のラウンジに戻って。
ケーキやヨーグルトもこんなにたくさん!
これが朝ご飯時じゃなければ食べました。
朝からこれはさすがに無理。
カップケーキとかスナック菓子とか。
サンドイッチは温める機械がなかったのが残念。
でも全体的に美味しかったです。
スナック菓子持ち帰る人多数。
別の棚を見るとヨーグルトドリンクや、またもやケーキ。
朝からケーキは食べませんみたいなこと言いましたが、こっちは甘さ控えめっぽくて思わず食べてしまいました。
海外のケーキにしては甘さ控えめでしたが、やっぱり甘い。
ポーランドといえばシードルですよね。
朝からがっつり2本行きました。
朝ご飯に酒を飲むって人間として終わってるなって思います。
そのダメ人間っぷりを忘れるためにもっとアルコールが必要!そういって2本目を開けました。
3本目はさすがにお腹いっぱいでやめました。
決して妻の目の冷やかさにビビったわけではありません。
こちらはポーランド名物のパンケーキ。
中にクリームチーズが入っており、トッピングをしながら食べます。
これまた美味しい。
朝でもたっぷりお酒があります。
朝なので今回は使わなかったのですがシャワーも浴びれます。
午後や夜発の便だと汗を流してすっきりして飛行機に乗れるので非常にありがたいですよね。
これほんとにビジネスクラス?
さぁいよいよ登場です。
遠くに見えている飛行機。
ちっちゃ!!!
いや、わかってはいたけど。
たかだか2時間のフライトだし。A320だし。
でももう不安しかない。
はい、きたー!不安的中!!
なに、この座席。完全にエコノミークラスじゃん!!!
「すいませーん、ビジネスクラスがないですよー!!」って叫びたかったです。
間違えてエコノミークラスに座ってるんじゃないかと、もうほんとに何度も確認しました。
全くリクライニングしないし。
でも一応ルフトハンザのビジネスクラスって書いてあるし。。。
オレンジジュースは一応ツブツブが入っていました。
シートがここまでひどいんだからツブツブくらい入ってて当然ですよね。
朝ご飯。
ラウンジのご飯よりはおいしかったですね。
一応パンも焼き立てでバターを塗ると小麦の風味がふわっとのぼり、美味しかった。
ハムとサーモンは塩が濃かったけどちゃんと食べれる味でした。
付け合わせのポテトサラダとラズベリー、ストロベリーのヨーグルトです。
期待していなかったけどベビーフードももらえました。
リンゴと洋ナシを混ぜたものみたい。
悪くはなさそうだったけど子供は嫌がって食べませんでした。
仕方ないのでラウンジでこっそり頂いたバナナを食べさせます。
感想
料金についてですがLH1347便の料金を見ると片道運賃で
エコノミークラス:18,000円
ビジネスクラス :35,000円
となっています。
この内容でこの値段差を払うかと言われるとほぼ乗らないと思います。
なぜ「絶対乗らない」ではないかというと、やはり荷物の存在ですね。
ビジネスクラスの場合エコノミークラスと比べて追加で一つ荷物を預けることができます。一個追加で預けるだけで数千円~1万円近くになってしまうので、そういう場合は思い切ってビジネスクラスにしてしまうといいなと思います。
シートは最悪でエコノミークラスと同じ程度しかリクライニングしなかったのですが、結局フライトが終わってみるとそもそもリクライニングするタイミングがほとんどありませんでした。
離陸後しばらくはシートベルトサインが消えません。
シートベルトサインが消えたら今度はすぐに朝ご飯の準備。
配られて食べ終わると今度はコーヒーを飲んで。
そのあとは少しゆっくりできる時間があるのですがまた着陸前30分くらいから着陸準備のためリクライニングを戻せと言われます。
実質的にはリクライニングを利用するタイミングは20分もありませんでした。
そう思うと短距離便は簡易なシートなのも仕方ないですね。
ワルシャワ~フランクフルト間は約900kmです。
これは羽田~北海道新千歳までの距離とほとんど変わりません。
JALはこの区間でもB777を使い、ファーストクラスが存在します。
シートもルフトハンザとは比べ物にならないほど豪華です。
もちろん羽田~新千歳はビジネス需要が旺盛で、777のような大型機をバンバン飛ばしてもすぐに満席になるからです。
フランクフルト~ワルシャワも本数はそこそことんでいるのですが、ビジネス需要が低いのか客単価が上がらないのか、小型機しか設定できないのでしょう。
今回はマイルでとった長距離便のうちの短距離区間だったのでビジネスクラスに乗りましたが、ある意味貴重な、残念な経験でした。