ポーランド旅行の最後のフライトはルフトハンザです。ワイドボディの長距離線は欧州内線のようなひどさはありませんでした。それどころか、あまり期待していなかったのでなかなかいいじゃんって思えるくらいでした!
私の乗った便の情報
2019年1月5日にワルシャワからフランクフルトまで、飛びました。
搭乗日:2019年1月5日
航空会社:ルフトハンザ航空
登場便名:LH736便
出発時刻:PM13:45 (フランクフルト発)
到着時刻:AM09:20 (名古屋着)
使用機材:A340
セントレアからヨーロッパへ行こうと思うとフィンランド航空かルフトハンザ航空しか実質的に選択肢がないですからね。
特に、成田⇒名古屋便は非常に本数が少ないため、ヨーロッパから名古屋に帰ろうと思うとこの便を選ぶ人が非常に多いと思います。
ラウンジ
搭乗前のラウンジです。
フランクフルトはヨーロッパ内でもロンドンヒースロー、パリシャルルドゴールに次ぐ規模なので、ラウンジも期待できます。
ドアの外まで漂うおしゃれな雰囲気
中も結構オシャレな感じですよね!
開放感があって居心地の良い空間でした。
ポテトとかシチューとかがあります。
期待していなかった割に美味しくてびっくりです!
ただ、あくまでも期待よりましだったというだけであって、美味しくて人に勧めるほどではないですね。
そこらへんはやっぱりドイツクオリティかと。これがデンマークだとかロンドンだと同じ見た目でももっと美味しいんだろうなって思います。
こちらはスープ。
ストウブの鍋に入って、ディスプレイがすごくうまいですよね。
でも味付けは実際そんなでもないっていう。。。
こちらはプレッツェルとパン。
まぁあまり炭水化物を取ろうとは思わないですが。
サラダも置いてありました。
ヨーロッパに行くと野菜を食べる量が減るのでこれはありがたいですよね。
サラダを少し食べるだけで肉とかポテトとかビールを食べまくっている免罪符になるという。全然量がバランスしていないんですけどね。
こちらはケーキ。
甘そうって思うじゃないですか?
めっちゃ甘かったです!
バーにあるようなビアサーバーです。
これはちょっといいなって思ってしまいました。
コーヒーのムースとラズベリーのムースです。
オシャレって思いますよね?
これならきっとおいしいって思いますよね?
食べてみるとびっくりするほど甘いんですよ。
半分食べてもう限界ってなりました。
ラウンジが広くてうちの息子も大喜び!
ラウンジ内の人は身分のしっかりした人ばかりなのでこういう安心感はありますね。
名古屋便がゲートオープンになったのでそろそろ入り口に向かいます。
って、最初わからなかったのですが日本語が書いてありびっくり!
搭乗~機内の様子
さぁいよいよ登場です!
ここにも名古屋って漢字で書いてある!
確かに日本人がほとんどでした。
空港から見た飛行機です。
やっぱりA340は大きいって感じますね!
A340の座席です。
やっぱり足元広いですね!!
何かのプレゼントかと思ったらフルフラットにした際のシーツでした。
シートはヘリンボーン式です。
なんとなく、名前を調べて知ったかぶりをしてみましたが、隣の座席との距離もほどほどに近いので家族連れにはありがたかったですね。
ビジネスクラスはタイプAのコンセントが2つもあるのがありがたいです!
パソコンを充電しながらスマホを触れますからね。
と思ってたらUSBの口も2つあります。
非常に助かりますね。
枕と毛布も結構しっかりした感じでいいですね。
待っている間にスパークリングワインとハーブ入りのオレンジジュースをもらいました。
機内のエンターテイメントシステムです。
真ん中の黒いボッチの部分がマウスというかトラックボールみたいになっていて、指を滑らせると画面のカーソルが滑るように移動します。
でも実際慣れていないと使いにくいので、目新しさほどには便利さを感じなかったですね。
機内のプログラムです。
古い映画が多く、みたいものが少なかったですね。
離陸後、CAさんがバシネットを取り付けてくれました。
まぁ実際には1歳5か月の子供にこのベッドは窮屈すぎてしまって使い物にならなかったのですが。。。それでもその心遣いはうれしかったですね。
楽しみな機内食
ビジネスクラスの楽しみの一つはやっぱり機内食ですよね!
エコノミークラスだと便によってはとても食べれたものじゃない時がありますから。
まずはオレンジジュースと赤ワインをいただきました。
おつまみに無鉛のアーモンドです。
これを見るといつもナッツ姫を思い出してしまいますね。
大韓航空もこうやって出せばナッツ姫切れずに済んだのにね。
前菜にはポルチーニ茸のパンナコッタとネクタリンとマッシュルームのグリルをお願いしました。
いやぁこれはめちゃくちゃ美味しかった!!
ほかに若鳥のカルパッチョやエビのコンフィから選ぶこともできたんですけどね。
パンはちゃんと焼きたてふわふわ!これだけで満足できてしまうくらい美味しかったです。
こちらはローストビーフです。
イワナのから揚げと迷いましたが、血迷ってしまったようです。
肉はパサつくし大味であまりおいしいと思いませんでした。
こういっては申し訳ないですが、もし味を知っていたら頼まなかったですね。
こちらは奥さんの和食です。
八寸は美味しかったです。
これは期待できるのかなって思ってしまいました。
蟹の真砂巻き、のし豚、野菜のゼリー寄せ、鮭の鮎巻き、黒豆の松葉串、数の子の土佐漬け、と種類も多く名前だけ見ても絶対美味しいじゃんって思いますよね。
左上の小鉢は茹でた芽キャベツ、スモークサーモン、菜の花、黄身酢と彩りもきれいな上にそれぞれの食材の風味のバランスが取れていてとてもおいしいです。
そばは見た目通り全然美味しくなかったです。
奥さんは一口食べて残していました。
航空会社側もなぜ和食だからといって、こうもまずいそばを出すんでしょうね。
明らかに全体の評価を落とすだけだし、コストからいっても無駄でしかありません。
これをおいしいと言って食べる人がいるのでしょうか。
こちらは奥さんの頼んだ仔牛ほほ肉の味噌煮です。
味噌汁がインスタントなのは仕方ないと思います。
最後のほうにドロッと溶け残りがあって、味のムラがひどくても我慢します。
ただ、お米はパサパサで明らかに炊き損ないです。
はっきり言わせてもらうとまずいです。
牛肉の味付けもかなり濃くて食べにくいです。
しかもどこのメニューなんでしょうね。
まるで中国の機内食をまねして作りましたと言わんばかりの内容。
いったいこれはどこの国の料理なんでしょうか。
このメニューを考案した人、サーブした人を問いただしてみたいです。
①自分たちは美味しいと思って出しているのか
②まずいと思っているけど仕方なくサーブするのか
いったいどう思っているのでしょう。
ポレンタのフラメリー、チェリーコンポート&チョコレートソースです。
こちらはデザートです。
ふわふわのムースのような食感でしたが、甘さとのバランスもよく、まぁ普通に美味しいデザートでした。
食事が終わると就寝の準備です。
シートを倒してフルフラットにすると、CAさんが手伝ってくれます。
ふかふかのベッド、とまではいかないですが寝転んでいるだけで目的地に着くのはらくちんですね。
機内は若干寒かったので毛布がないとつらいと思います。
もちろんビジネスクラスならすぐに追加の毛布ももらえるので安心してください。
A340は機体も古く、振動や騒音がすごい、という口コミを見たことがあったのですが、私自身はあまり気にならなかったですね。
朝食
ぐっすり眠ったら名古屋の到着2時間ほど前に朝食が配られます。
見た目はいいですが、やはりご飯はまずいです。
いやいや、もう少し味見するとか考えようよ。
ほかのおかずはまぁ普通ですね。味噌汁の味噌が溶けきらずに底に溜まっていることも含めて昼食と同じです。
こういう、見た目がいい料理って本当は美味しい美味しいと言って褒めちぎった方がブログのブランド戦略としてはいいんでしょうね。 でもとてもそんな気が起きないほどまずかったので本音で書かせてもらいます。だってまずかったんだもん。
こちらは私の頼んだ洋食です。
オムレツにハムにチーズ、クロワッサンとフルーツというかなり平凡な食事です。
正直写真映えするなら圧倒的に和食です。
でも私は10回乗るなら10回ともこちらの洋食を選びますね。
やっぱりルフトのスタッフの方たちが日ごろ食べているものなのか、どの料理もちゃんとおいしいんですよね。それぞれのジャンルの中で質のいいものだけ集めましたって感じです。
いかがでしょうか。ビジネスクラスだからと言って、なんでも手放しで喜べるものではない、というのが今回のフライトでよくわかりました。是非みなさまの旅行の参考になればと思います。