駅の様子と新幹線の乗り方について
中国の新幹線の駅です。
正直、想像していたよりもはるかにきれいでびっくりしました。
中国の新幹線の基本的にホームではなく、ホームに上がる前の駅で待ちます。
新幹線の切符を持っていても時間が来るまではホームに上がれないのです。
時間が来るまでは駅のゲートで待ち、電車に乗る10分ほど前にゲートが開きます。
その後みんなで一斉に改札をくぐり、ホームで電車を待ちます。
実際にはホームで電車を待つのは2,3分です。
ホームでごった返すよりも安全だし、キセル乗車を防ぐ意味でもいいのでしょうね。
新幹線のホームです。
こちらもきれいすぎてびっくり!
天井も高くてすごく立派な造りです。
ただ、日本の新幹線のホームにあるような、転落防止の柵はありません。安全については自分で注意する必要がありますね。
上海虹橋⇔常州は約170kmあり、新幹線で1時間程度で走り切ってしまいます。
通常の一等車で119.5元、ビジネスクラスで239.5元です。
1元16.5円なので、一等車で約1980円、ビジネスクラスで3980円です。
値段が2倍違うと思えば確かにそうですが、絶対額でみると2000円程度の差でしかありません。
新幹線のビジネスクラスは何がすごいのか
中国の新幹線のビジネスクラスです!
シートも皮貼りで飛行機だとファーストクラス波の座席です!(ファーストクラスには乗ったことはありませんが)
座席の前後の感覚もめちゃくちゃ広いです。
座席は2:1に別れていて、こちらは1列側のシートです。
もちろんシートは同じですが。
車内の様子です。
びっくりするほどゆとりがありますよね!
1つの車両に12人だけです。
それでも乗客は私たちを含めて4人ほどでした。
みんな意外にビジネスクラスに乗らないんですね。
また内部の静粛性も一等車と比べると段違いでした!
台車のサスペンションなんかも一等車とは違うのでしょうね。
座席には全型式対応のコンセントまでついています。
ワット数まではわからなかったですが、問題なく携帯の充電ができたので非常に便利でした。
さすがビジネスクラス!
軽食としてリンゴジュースとスナックが配られました。
リンゴジュースは果汁20%以上だって!
それにしてもなんかよくわからないものがいろいろ入ってる。
飲んでみると普通のリンゴジュースよりも若干薄くて、なんか人工的な味がしました。
果汁100%以外のジュースって最近飲む機会がほとんどないけど、まぁこんなもんですかね。
車内では使い捨てのスリッパが備え付けてあります。
地味だけど、これはありがたいですよね。
さすがビジネスクラス!
なんとフルフラットになるんです!
新幹線の移動って飛行機とは違ってたった数時間のことなのですが、それでもなんとなく嬉しいですよね!
参考までにこちらが一等車の座席です。
こちらは日本の新幹線によく似た光景ですね。
実際には1時間なのですが、体感でいくと本当にあっという間に虹橋につきました。
ビジネスクラスはそう感じるほどに快適な車両でした。
まぁ当たり前と言えば当たり前ですけどね。
ビジネスクラスと一等車との違いについての私の感想
私のチケットを見てわかる通り、往路は一等車で復路がビジネスクラスでした。
正直一等車とビジネスクラスの差は確実に金額以上のものがあります。
ただの移動手段である一等車に比べて、ビジネスクラスは乗ること自体が楽しみになります。
空席があるなら積極的にビジネスクラスを使用することをお勧めします!