近年アジアのタイヤメーカーが急速にシェアを伸ばしているようです。今回釘を踏んでしまったことをきっかけにNANKANGタイヤを試してみましたが想像以上によかったです!この記事では実際にNANKANGタイヤを使ってみた感想を紹介します!
- NANKANGってどんな会社?
- 実際にAS-2+を使ってみた感想
- アジアンタイヤを使う上での注意点
- 意外!?日本製タイヤの注意点
- AS-2+と相性がいい車・ユーザー
- NANKANGのタイヤはどこで買える?
- オンラインで購入したタイヤはどうやって取り付ければいい?
NANKANGってどんな会社?
どこの国の会社?
ナンカンは台湾で最大のタイヤメーカーです。
名前を聞いたことがないから新興メーカーかと思いきや、意外に歴史は古く1959年の創業です。
台湾にどんな会社があるかよく知りませんが、日本の高度経済成長期からあることを思えばかなりの老舗ですね。
どの程度の規模?
NANKANGは日本のタイヤメーカーと比べてみました。
1台湾元=3.45円で無理やり円に統一していますが、台湾元が強くなれば簡単にひっくり返りそうな数字ですね。
- もともとのタイヤ単価が4分の1程度
- 国内の自動車数や産業用車両の絶対数の違い
- 台湾元の強さ
ということを考慮してみるとそれなりのメーカーだと思います。
少なくとも町工場のようなところではありませんので安心しました。
それにしてもグラフにしてみるとよくわかる王者ブリヂストンの圧倒的な強さ(笑)
実際にAS-2+を使ってみた感想
実際にNANKANGのAS-2+を履いて走ってみたところ
"アジアンタイヤはこんなにもレベルが高いのか!!!"
と非常に驚かされました!
数年前にできたばかりのような舗装の新しい道路を走っていると本当に静かでびっくりします。
多少路面が痛んできたような道路を走ってもタイヤからのノイズがすごく少なく、REGNOと全く遜色ありません。
車に乗っただけで安いタイヤを履いているって思う人はまずいないと思います。
いくら最高級の静粛性タイヤとはいえ、所詮は台湾のメーカー。日本には絶対勝てないんじゃないかと。みんな高評価をしているけど、「値段の割にいい」「思ったよりいい」っていう表現が隠れているだけじゃないの?なんてず~っと思っていました。
だってどんな人がどんな車に装着して評価しているのかわからないし、アジアンタイヤの低品質のものと比較しているのかブリジストンの高品質のものと比較しているのかもわからないですからね。
私自身が評価した環境は
- レクサスGS350
- ちょっとサスペンションダンパーがへたってきている
- 交換前はブリジストンの静粛性タイヤREGNOを履いていた
- REGNOは走行2万km、3年程度経過
という条件です。
ブリジストンのREGNOとの比較なので、「やっぱブリヂストンのがいいわ~」ってなると思っていました。
実際にNANKANGのAS-2+を履いてみると遜色ないどころか、ひょっとするとAS-2+の方が性能がいいんじゃないかと思ってしまうくらい。
それもそのはずですよね。AS-2+は新品だから。
いくら高性能とはいえブリジストンのREGNOも劣化すると性能を十分発揮できないのでAS-2+には太刀打ちできないようです。
アジアンタイヤを使う上での注意点
タイヤ交換をしてもらった店長さんにアジアンタイヤを使う上での注意点を聞いてみました。
これはNANKANGに限らず、アジアンタイヤ全体に言えることなのですが、やはり日本製のタイヤに比べるとどうしてもタイヤの減りが早いようです。
だから日本製のタイヤをはいていた時よりも少しだけタイヤの減りを気にする必要があります。
イメージでいくと、日本のタイヤを4~5年で交換していたなら、アジアンタイヤは2~3年程度で注意をした方がいいとのことでした。
とはいえ、アジアンタイヤの値段は1/3~1/5くらいの値段です。
2倍の頻度で交換したとしてもアジアンタイヤのほうが圧倒的に安いですからね。
意外!?日本製タイヤの注意点
アジアンタイヤの注意点を述べましたが、では日本製のタイヤならすべて安心かというとそうでもありません。
日本製タイヤでも十分注意が必要です。
タイヤというゴム製品である以上、どうしても熱による劣化は避けられません。
昨今の異常気象で夏だと40℃を超える日もあります。
そうなると太陽の熱を吸収しやすいアスファルトの温度はぐんぐん上昇します。
当然タイヤにもダメージが出ますよね。
昔よりも夏が暑くなったことからタイヤも劣化が進みやすくなっているようです。
そうなると少しの傷でもタイヤの破裂の危険性があったり、ひび割れやすくなったりで思ったほど長くはもちません。
AS-2+と相性がいい車・ユーザー
AS-2+は中級~高級車と相性がいいです。
例えば軽自動車なんかだともともとの防音性能が低いので、静粛性の高いタイヤを履いても十分な恩恵にあずかれません。
もちろん、もともと防音性能が高い車ならタイヤから感じるロードノイズも大したことないという意見もあるので好き好きではありますが。
また、距離をたくさん乗るユーザーの方がタイヤの性能を使いきれます。
距離よりも時間でタイヤの寿命となることが多いからです。
あまりお金をかけたくないけど静かで性能の良い高いタイヤを使いたい人にはぜひおすすめです!
AS-2+のコスパの凄さ
プレミアムタイヤでそれぞれどれくらい値段の差があるか比べてみました。
グラフを見ればわかる通り、NANKANGのAS-2+は約4分の1です。
ブリヂストンと比べると圧倒的に安いのがよくわかります。
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NANKANGのタイヤはどこで買える?
NANKANGのタイヤは国内のタイヤショップではほとんど見かけることはありません。
ではどこで買えばいいのか。
タイヤのネットショップ最大手のAUTOWAYで買うのがおすすめです。
アジアンタイヤ以外にも国産タイヤも幅広く揃えており、ネットショップでは最大手と思います。
また、自前のサイトよりもヤフーや楽天などにもショップを出しており、価格は同じです。そちらで買えばポイントがつく分お得になります。特にヤフーの5のつく日キャンペーンとかだと一律でポイントが増えるのでかなりお得です。
他にも楽天スーパーセールなどで大幅値引き+ポイント拡大のこともあります。
自社サイトと比較しても送料込みの金額は同じなため、ヤフー、楽天のほうがポイントが付く分、圧倒的にお得です。
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オンラインで購入したタイヤはどうやって取り付ければいい?
タイヤの取り付け方法
タイヤショップで購入したタイヤはその場で取り付けてもらえます。
ではオンラインショップで購入したタイヤはどこでとりつけてもらうとよいでしょうか。
実はオートウェイと提携しているタイヤ交換業者が全国に無数にあります。
オンラインショップでタイヤを購入して、近所の業者へ送るだけでいいんです!
タイヤを注文するとタイヤ交換業者から連絡をもらえるので、日程を調整してお店に行くだけです!
もちろん指定工場以外に送ることもできるので安心してください。
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作業費用
タイヤが安かったとしても交換の作業費が高かったらトータルで損をしてしまうかもしれません。
作業費用ももちろん安心してください!
オートウェイでは一律料金を採用しているとのことで
- 15インチ以下 1,800円
- 16~18インチ 2,200円
- 19~20インチ 2,700円
となっています。(1本あたり費用、税別)
安い上に料金がわかっているので安心して作業をお願いできますね。
タイヤ専門工場だともっと安いことも!
タイヤ専門工場だともっと安いこともあります。
私の場合は
- 17インチ
- 空気圧センサーあり
- タイヤ4本交換
- バランス調整込
- タイヤ廃棄料込
という条件で合計6600円で作業してもらえました!
グーグルで 「町名 + タイヤ交換」 と入れるときっと出てくると思うのでお得な工場を探してみてください!