2018年3月20日にJL737便のエコノミークラスで名古屋からバンコクまで飛びました。
機体はドリームライナーと呼ばれるB787-900です。この記事はその時の搭乗記です。
まずは空港
やってきたセントレア!朝でもそれなりに人が多いですね。
アメックスカードのお陰でスーツケースを自宅から空港まで無料で送付できました!
自宅から手ぶらで出かけることができるってホントに楽ですよ!
よく電車の中でスーツケースを抱えている人を見かけます。これから海外旅行なんだなぁ、いいなぁと思いながらも、人混みとか階段とか本当に大変そうです。
アメックスプラチナカードに感謝ですね。
さて、JALのカウンターでチェックインです。
今回は7か月の息子がいたのですが、なんとファミリープライオリティはなし!!
エコノミークラスのフライトだったのですが、延々と並ばなくてはいけませんでした。
並んでいる途中で子供が我慢できなくなって、おむつを替えに行ったりミルクをあげに行ったり。赤ちゃん連れにとってはエコノミークラスは地獄のようです(笑)
無事にチェックインを終えて、パスポートコントロールを通過してラウンジに向かいます。
セントレアはパスポートコントロールからラウンジが近くていいですね。
友人用のタバコを2カートン購入してさっそくラウンジへ。
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アメックスプラチナカードのおかげでプライオリティパスをもらっています。
プライオリティパスで利用できるJALのサクララウンジはエレベーターの下です。
エコノミークラスなのにサクララウンジ使えるなんてアメックスプラチナカードさまさまだなぁなんて思っていたら。。。
なんとまさかの入室制限!
やはり自社便のビジネスクラス客優先なのは仕方ないですよね。
10:30発の名古屋⇒バンコク JL737に対して同時刻出発となる
10:30発の名古屋⇒上海 JL5695がいるんです。
上海行JL5695便はナローボディであるためビジネスクラス客は少ないはずなのですが、中国東方航空とのコードシェア便となっています。東方航空の上級会員や東方航空で予約をしたスカイチームの上級会員もJALのラウンジを使用できることになりますのでいっぱいになりやすいんでしょうね。
10:30から利用再開とかホント、何の役にも立たないですね。
仕方ないのでセントレアにあるKALラウンジへ。
KALラウンジはサクララウンジやスターアライアンスラウンジと明らかに見劣りがあります。
もっともストレスを感じる点が窓がないこと!!
まるで地下牢かのような、閉塞された圧迫感があります。
その点、サクララウンジもスターアライアンスラウンジも大きく窓をとってあり開放的なんですよね。
もちろん食べ物や座席数など諸々見劣りはあるのですがそれでも空気そのものが違いますね。
なんて文句を言いながらもちゃっかり食べるものは食べてきます。
ペラペラのハムカツが挟まれたサンドイッチ、小倉あんのパイ、カップうどんなど。
ついでに黒ビールも飲んで
kiriと野菜生活をいただいてそのままラウンジを後にします。
ラウンジであさましく食べている自分を見るといかにも貧乏人だなと思います(笑)
なぜって、ファーストクラスやビジネスクラス客はラウンジの軽食なんてほとんど見向きもしないので。
ワインもアペタイザーもちゃんとしたものが出てきますからね。
搭乗までの時間をストレスなく過ごすように軽く口にする程度です。
その点成田のスターアライアンスラウンジ行くとびっくりしますね。スターフライヤーカードホルダーの巣窟となっており、食べ物に対する群がり具合が半端ありません(笑)
さて、そんなこんなでボーディングです。
PG4174と表示されていますがバンコクエアウェイズとのコードシェア便です。
運航はJALなので全く問題ありません。
今回は事前に連絡をしバシネットシートをもらうことができました。
バシネットシートとは
バシネットとは、かご型の赤ちゃん用ベッドを意味しています。
大きさは長さ:約72cm、幅:約30cm、深さ:約15cmです。赤ちゃんがあまり大きいと入りきらないので大変です。
先ほどの写真のように座席の前に取り付けることができます。
もちろん条件がいくつかあります。
2歳未満であること
当然といえば当然ですね
体重が10.5kg以下であること
写真を見てもらうとわかるかと思いますがバシネットは前方の壁に引っ掛けて固定します。そのため、重量制限があります。
バシネットシートの空き状況
バシネットを取り付けることができるシートをバシネットシートと呼んでいますが、このシートに空きがないととることができません。当然といえば当然ですよね。
これはJALのB787ですが、バシネットシートは下記のシートマップの赤丸で囲んだ部分6箇所12席が相当します。
もちろんこれは先着順です。このシートは他のシートに比べてビジネスクラス並みに足元が広いのでものすごく人気です。そのため、バシネットを必要としない人もリクエストを入れている場合がほとんどです。バシネットを必要とする人が優先的に割り振られますがそれでも自動的にもらえる席ではないのでちゃんと申し込みをすることをお勧めします。
バシネットシートの申し込み方
JALのマイレージ会員の人は0570-025-103
そうでない方は 0570-025-031 から予約が可能です。
航空券番号が必要なので用意してから電話するのがよいと思います。
バシネットシートの申し込みは既に座席指定をしてあっても申し込み可能です。
コールセンター側で座席を振り替えてくれるので、安心してください。
予約時には座席を決めることができます。 万が一バシネットシートが取れなかった場合には自分が予約した席になるので航空券購入時に予約をしておくとよいと思います。
オンライン予約ではバシネットシートはロックされており、予約できないようになっています。コールセンターでのみ空き状況の確認、予約ができます。
もちろんバシネットシートの予約は無料でできるので小さなお子さんと一緒のフライトの方は申し込んで損はないと思います。
こちらは長男が8か月の時のバシネットシートの状況です。
まだつかまり立ちもうまくできなかった時なのでずっと寝転んでいてくれて安心しました。
飛行中にはファスナーを閉めることがルールになっているので、つかまり立ちができるような年齢だと大変なことになると思います(笑)
JALで配られたドリンクメニューです。
スカイタイムキウイが気になりました。
奥さんが頼んでいましたが、若干甘めで普通のジュースって感じ。少しがっかりです。
私はお茶。
お茶うけのあられはおいしかったです。
めちゃくちゃおいしい機内食!
今回はエコノミークラスだし、アジア路線って単価も安いから正直に言うと全く期待していなかった機内食でした。
あれ?いい意味で、思ってたのとちょっと違う?
なんかエコノミークラスの機内食ってアルミホイルで包まれていて、全くおいしくないけどとりあえずお腹に突っ込むものって思っていました。
RED U-35とは35歳未満の料理人の中のコンテストで、新時代を担う才能を発掘する料理コンテストです。JALの機内食ではそんな方の料理が採用されていたんです!
とろとろ卵の鳥カラ親子丼
写真を見てください!
美味しそうじゃないですか?
そう、見た目の通りめっちゃおいしいんです!!
唐揚げも冷凍食品のようなものではなく、ちゃんとモモ肉でつくられた美味しいものです。それをふわふわの卵のあんかけで親子丼に仕上げていました。
お米は地上で食べるもの程ではなかったですが、それでも十分美味しいと思えるレベルでした。
こちらは奥さんの頼んだエビのビスク風カレー
メイン以外は同じものです。
サラダと、ベリーソースのパンナコッタもすごくおいしかったですね。
エビのビスク風カレーにサフランライス。
こちらは奥さん的には思ったものと違ったようですが、それでも十分においしいと思いました。
エコノミークラスでこんな料理が出るなんて本当にびっくりです。
食後しばらくして運ばれてきた、キャラメル風味のハーゲンダッツ。
こういうところでハーゲンダッツが出ると、おっ!やるじゃん!って思いますね!
別にキャラメルが食べたい、というわけではないんですが、JAL限定って書いてあるだけでものすごく得をした気分になってしまいます。
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CAさんとの交流
食後に寛いでいると代わる代わるCAさんが挨拶に来てくれました。
別に私はJALの上級会員でもなく、それどころか国際線のJALはこの日初めて乗ったレベルです。
よくよく話を聞いてみると「すごく可愛い赤ちゃんが乗っていると聞きまして」だって!ちょっと嬉しいですね。
こちらの綺麗な女性はなんとチーフパーサー!!
パーサーとかチーフパーサーって言われるとピンときませんが、パーサーとは各クラスのCAさんの上級職、チーフパーサーとはこの便の総責任者です。
若く見えますがそんなに偉い方だったなんて!
そんな方がエコノミークラスに居ると思いますか?
実はこの方、通常はビジネスクラス席周辺にいるのに、巡回を兼ねてエコノミークラスの最後方まで来てくれたんです!
周囲のCAさんもこの方が表れるとびしっとなってました(笑)
実はこの方、その後もメディアなどの取材で見かけたことがあります。
空の上ではチーフパーサーですが、地上に降りると相当な役職の方なのではと思っています。
もう一人印象に残っているのはこちらの、笑顔の可愛いCAさん。
うちの長男もきれいなCAさんたちに抱っこされてご満悦。
合計5人くらいに抱っこしてもらえたでしょうか。
正直赤ちゃん連れの空の旅って気を使うばかりで、食事もろくに取れないしストレスばかりです。途中で泣いたりすると周囲の乗客に迷惑をかけないか、気が気じゃありません。
ですがJL737便のCAさんのおかげですごく快適に過ごすことが出来て本当に感謝しています。
飛行機が移動手段ではなく旅の一部として楽しむことが出来ました。
なんと先程のCAさんからよだれかけとメッセージカードを頂きました!
おもちゃのサービスなんかはよくあるのですが、フライトログは初めてです。
実際に貰ってみるとわかると思いますが、想像以上に嬉しいものですよ!
思い出深いFIRSTFLIGHTになりました。
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着陸後のバンコク
着陸後のバンコクです。
なんと赤ちゃん連れの優先レーンがあるんです!
こういったところは日本も積極的に見習ってほしいですね。
セントレアのチェックイン時には赤ちゃん連れの優先もなく非常に不安を感じましたが、トータルで見るとすごく快適で思い出深いファーストフライトになりました。
次はJL737便のビジネスクラスで乗りたいですね。